2007年01月08日
茂木健一郎『ひらめき脳』読了
ゼミ発表でクオリアの概念を紹介してくださった6班さんに、心から感謝です。「クオリアと言えば茂木健一郎さん」というわけで著書を読んでいるのですが、彼の専門分野「心脳問題」がめちゃくちゃおもしろい!
「新春お買い物」(哲学科学生ブログより)
http://tetsugakuka0.seesaa.net/article/30732534.html
以前、学生ブログで認知科学という分野について書いたことがあったのですが、その分野では人間を一種の「情報処理システム」と捉えることがあります。『ひらめき脳』においても、人間の脳をコンピューターに見立てて、その動きを分かりやすく解説していました。読み進めていく内に、むしろコンピューターこそ人間の脳のコピー(不完全ではありますが)なのではないかとさえ思うようにも。
脳科学というと複雑で学ぶのが面倒臭そうなイメージもあるかと思いますが、この本は「ひらめき(≒アハ体験)」をキーワードに、心と脳の関連問題をザクザクとテンポ良く切り開いていきます。個人的に序盤はあまり惹かれなかったのですが、中盤から最後にかけてはとてもおもしろく、ドーパミン出まくりのまま4時間で読破。よく「脳の九割は使われていない」と言われますが、それも茂木さんに言わせると大ウソのようで。勉強になりました。
714円で4時間分の充実感。お得じゃないですか。『ひらめき脳』はかなりオススメです。
※画像は「国立がんセンターがん対策情報センター」よりお借りしました。
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まず「脳の九割は使われていない」という誤解の原因から。脳の神経細胞にはニューロンとグリアっていう二種類があるんだけど、今までの脳科学ではグリアの働きを計測することが難しかったのね。グリアはニューロンの十倍の量があるにもかかわらず、すごく地味な活動をしてるから。眠っているように見えたんじゃないかな?それがこの伝説が生まれる原因になったのかもしれないって茂木さんは言ってる。
でも、火のないところに煙は立たずじゃないけど、その伝説もあながち完全に間違ってるわけじゃないらしい。脳は「限りあるスペースに目一杯の機能を詰め込んだシステム」なんだけど、常に全ての部位が活動することはない。ある部位の活動が活発になれば、別の部位は休むようになる。その脳の活動パターンはほとんど無限にあって、一生の内に全ての組み合わせを使うことはないって話。
うまくまとめられないけど分かったかしら?説明下手ですまん。
僕は答えを見ても3枚目と4枚目が何にも見えません。なのでヒントを差し上げようと思っても、どうにも答えようがないのです。がんばってくださーい!